WhatsAppは、信頼性の高い安全な方法で簡単にメッセージを送信したり通話をしたりできる手段です。他のユーザーやWhatsAppさえも、デフォルトでエンドツーエンド暗号化されている個人的なメッセージを見ることはできません。

本メッセージガイドライン(以下「本ガイドライン」)は、1対1のチャット、通話、グループチャット、コミュニティに適用されます。また、ステータス更新も本ガイドラインの対象です。

WhatsApp Messengerアプリケーションの利用には、弊社の 利用規約 と本ガイドラインが適用されます。WhatsApp BusinessアプリケーションおよびWhatsApp Businessプラットフォームを含む弊社のビジネスサービスの利用には、本ガイドラインに加え、WhatsApp Business利用規約とビジネスポリシーが適用されます。

WhatsAppは、アカウント、グループおよびコミュニティの基本的なプロフィール情報、ならびに他のユーザーから報告されたメッセージを含む、WhatsAppが利用可能な限られた情報に基づき、弊社の利用規約または本ガイドラインの違反に対して措置を講じる場合があります。個人的なメッセージおよび通話は、常にエンドツーエンド暗号化で保護されています。

• 違法なコンテンツの共有または違法行為の禁止 これには、児童の性的搾取もしくは児童を危険にさらすコンテンツ(児童の性的虐待に関するコンテンツを含む)、または指定されたテロ組織もしくはテロリスト個人を支援するコンテンツが含まれます。使用する権利のない知的財産を共有しないでください。暴力犯罪、他者に対する暴力、人身売買、または違法薬物の売買を計画もしくは組織することは禁じられています。
• 敵対的行為の禁止これには、WhatsAppインテグリティシステムの妨害、報告ツールの乱用、ユーザーアカウントの不正アクセス、データスクレイピング、または非公式クライアント、バルクメッセージング、オートメッセージング、オートダイアル、もしくは自動化を使用してWhatsAppや他のユーザーに危害を与える試みが含まれます。
• 詐欺またはスパム行為の禁止 これには、WhatsAppユーザーへの望まれない連絡の繰り返し、および意図的な不正行為またはなりすましによるWhatsAppや他のユーザーに対する詐欺行為が含まれます。

ユーザーは、本ガイドラインに違反する可能性のあるWhatsAppの連絡先、グループ、コミュニティ、ステータス更新、または特定のメッセージを報告することができます。WhatsAppで報告する方法について、詳しくはこちらをご覧ください。知的財産権侵害の可能性を報告する方法については、こちらをご覧ください。

本ガイドラインへの違反の可能性について、報告されたメッセージや、アカウント、グループ、およびコミュニティプロフィール情報を含む弊社が利用可能な情報を検出ならびに審査するために、WhatsAppは自動処理技術および人間による審査チームの両方を使用する場合があります。

自動処理

弊社の審査プロセスの中心的な役割を担う自動データ処理は、アカウントの行動や報告されたメッセージの内容が本ガイドラインに違反している可能性が高い特定の分野についての決定を自動化します。

また自動化は、弊社が審査の優先順位を決定し、審査プロセスを早めるのにも役立ちます。自動化により、違反の可能性があるアカウント、グループまたはコミュニティが、適切な対象事項および言語に関する専門知識を有する人間の審査担当者に回されるため、審査チームはまず最重要事案に集中できるようになります。

人間による審査チーム

アカウント、グループまたはコミュニティについてさらに詳しい審査が必要な場合、弊社の自動システムは対象の事案を人間の審査チームに回して最終的な決定を委ねます。世界中に配備されている人間による審査チームは、徹底したトレーニングを受けており、しばしばポリシーの特定の分野および地域に特化しています。また、アカウント情報や報告されたメッセージを審査することができます。個人的なメッセージはエンドツーエンド暗号化で保護されています。弊社のシステムは、それぞれの決定から学習し、それを基に改善されています。

現地法の違反

政府は、WhatsAppのアカウント、グループまたはコミュニティが現地法に違反していると考えられる場合に、弊社に対しアカウント情報を審査するよう要請する場合があります。個人的なメッセージおよび通話は、常にエンドツーエンド暗号化で保護されています。また、弊社はWhatsAppアカウントの制限を求める裁判所命令を受け取ることもあります。弊社は、いかなる措置を講じる場合でも、その前に政府要請の正当性と完全性を常に評価しています。

違法なコンテンツまたは利用規約およびポリシーの違反が明らかになった場合、コンテンツまたは違反の性質に応じて、以下を含む措置を講じる場合があります。

• ユーザーに対する本ガイドラインの違反の可能性の警告
• 弊社サービス上での一時的または永久的なアカウント停止
• グループやコミュニティでのさらなるアクティビティの防止 [詳しくはこちら]
• 弊社サービスからの違反アカウントまたはグループのプロフィール情報の削除
• グループまたはコミュニティの招待リンクの使用の取り消しまたはブロック
• 児童の性的虐待に関するコンテンツについてのNCMECや管轄当局への報告

弊社では、WhatsApp利用規約に反映されているとおりに追加措置を講じる場合があります。